しっぷうどとうのにゅうすかいせつ? ・・・テレビ、新聞、雑誌等をネタに、独自の視点(?)で、考察します。
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コガネモチ
自己紹介
昭和30年代生まれ。都内在住のフリーライター/エディター。
NINJA ANALYZE
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 読売新聞は伝えます。
 7月12日告示、同29日投開票の山口県知事選に、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」の所長、飯田哲也氏が立候補する意思を固めたことがわかった。
 飯田氏が周辺に出馬の意向を伝えたことを、複数の関係者が明らかにした。近く出馬の記者会見を行う。
 飯田氏は山口県周南市出身で、京都大大学院工学研究科修了。原子力発電所に関わる企業や機関の閉鎖性を表す「原子力ムラ」の名付け親とされる。橋下徹・大阪市長のブレーンとして大阪府と同市の特別顧問のほか、政府の「総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会」の委員も務めている。

 ということですが、気になる点がいくつかあります。
 先日、橋下市長が大飯原発再稼働容認姿勢に転じた時、飯田氏は市長に対し不信感を持ったような発言をしています。今回の立候補が橋下維新の全面的バックアップの元に戦われるのか、それとも一定の距離を置いてのものなのか、その辺りが気になりますね。
 山口県は現在、中国電力が上関原発を建設計画中ですが、実力での工事差し止めをも辞さない反対派と推進派の攻防が続いており、知事選では当然これが大きな争点となることは間違いないでしょう。

●飯田哲也略歴
山口県都濃郡都濃町(現周南市)出身
山口県立徳山高等学校理数科
1977年、京都大学工学部原子核工学科
在学中はワンダーフォーゲル部に所属し、年間100日くらい山に入っていた
1983年、京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻修了。同年、神戸製鋼へ入社
電力中央研究所勤務(出向)をへて、1996年、東京大学大学院先端科学技術センター博士課程単位取得満期退学
勤務先で「原子力村」の実情に接し、矛盾を感じて退職
スウェーデンに留学し、エネルギーと暮らしの現場を訪ね歩いて人間の生活が中心に据えられた社会を再認識、「原子力村」と向き合う覚悟が固まるに至る
2000年、NPO法人環境エネルギー政策研究所を設立して所長に就任する
1992-2006年日本総合研究所主任研究員を兼務
1990-1992年スウェーデンルンド大学環境エネルギーシステム研究所客員研究員
中央環境審議会、総合資源エネルギー調査会、東京都環境審議会などの委員を歴任
鳩山内閣時には、中期目標達成タスクフォース委員、および行政刷新会議の事業仕分け人に指名された
環境省中長期ロードマップ委員、規制改革会議グリーンイノベーション分科会委員、環境未来都市委員などを歴任
2011年3月の東日本大震災後、エネルギー戦略・原子力戦略、とくに「戦略的エネルギーシフト」を打ち出す
同年10月より総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員、内閣官房原子力事故再発防止顧問会議委員に就任
2012年1月、大阪市特別顧問に就任。2月、大阪府特別顧問を兼務

資料リンク
●ストップ!上関原発





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