新聞によると、大阪府警の警察官ら3人が、証拠品を捏造したとして証拠隠滅罪に問われた事件の判決が6月11日、大阪地裁であり、罰金20万円を求刑された元警部補のを懲役3カ月執行猶予2年とするなど、
全員に求刑を上回る判決が言い渡されました。罰金の求刑に、懲役刑が言い渡されるのは異例。
3人は八尾署生活安全課に勤務していた昨年10月22日、府条例違反事件の証拠品の木刀がないと定例の点検で指摘されるのを恐れ、無関係の木刀に証拠品だと示す札を結び付けるなどして
証拠を捏造したそうです。
主犯の元八尾署警部補の久保優二被告は54歳というベテラン警察官でありながら、まるで先生に怒られることを恐れた小学生みたいな愚行。依願退職されてるとのことですが、まず、そこがおかしい。証拠の捏造って
司法制度の根幹に関わる大問題ですから懲戒免職相当でしょう。警察は身内に甘いと言われますが、ほんとにオオアマですね。
さらには、求刑が罰金20万円って????? 求刑を上回る判決が出されたのは当然のことと思います。
こんなふうに、いとも簡単に証拠品がでっち上げられるとしたら、
無実の人間が簡単に犯罪者に仕立て上げられてしまいます。このように明るみに出ない証拠のでっち上げが、実は頻繁に行われてたのではないかと勘ぐりたくもなります。
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