6月3日、オランダのアムステルダムで開かれたアートフェスティバルで、観客の度肝を抜いたのは、本物の猫で作られたヘリコプター。
充電バッテリーで、5分間の飛行が可能だそうです。
オランダのアーティスト、バート・ヤンセン氏の作品、題して「オービルコプター」。車にはねられて死んだ飼い猫『オービル』に感謝の意を表するビジュアル・アートとのこと。
嫌悪感を持つ人が多いと思いますが、剥製だと思えばそんなに違和感はないように思います。
可愛がってた猫が死んじゃったので、空を飛べるように改造してあげた・・・・そうした背景への理解がなければ、これはアートでも何でもない悪趣味なオモチャに過ぎないでしょう。
作者は、万人が肯定的に評価してくれるなんて思ってないだろうから、いや、批判はある程度覚悟の上だろうから、この創作活動の是非を考えさせること自体が狙いなのかも知れません。
でも、実際に飛んでいるところを目の当たりにしたら、随分と印象は変わるような気がします。
作者の他の作品は、以下のオフィシャルサイトで見られます。
普通に平面のドローイング、インスタレーション作品など。
Bart Jansen Oficial SitePR
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